小学生から始める、貯金もできるおこづかいの管理のしかた

教育・習い事
  • 欲しいものがあるたびに「買って買って!」攻撃が困る
  • せっかく買ってあげた物も大事にしない
  • おこづかいをあげてもすぐ使ってしまう 

こんな子どもの悩みはありませんか?

お金は、一生つきあっていくもの。子どものうちからお金の使い方を身につけることは大切です。

私もお金の教育をしっかりさせたいと思いつつ、具体的にどうしたらいいのか分かりませんでした。

そこで以前に子育てママ向けの「おこづかい講座」を受けて以来、うちの子どもたちにも実践させている方法をシェアします。

上の子はもう中学生なので本人の自主性に完全に任せていますが、低学年のうちからこの方法を実践したせいなのか、お金の管理をキッチリできる男子になっています!

この記事の内容

  • おこづかいをあげることによるメリット
  • 小学生からできる、おこづかい管理の方法
  • おこづかいで注意するポイント

おこづかいをどう管理させればいいかわからない・まだ子どもだからお金の管理なんてできなくてもいいんじゃない?というママはぜひ参考にしてください。

おこづかいをあげることによる3つのメリット

中には、小学生におこづかいはまだ早い…と思っているかたもいるかもしれません。でも、おこづかいを通してお金の使い方を教えさせることは以下のメリットがあります。

お金との付き合い方が学べる

最近、メディアや街中でカードローン・キャッシングの広告を多く見かけると思いませんか?

今は「ちょっとお金が足りないな…」と思えばすぐにお金を借りることができてしまう時代。その結果、消費者金融5社以上の利用者は約27万人にものぼっています。

多重債務者とならないためには、身の丈に合わせたお金の使い方ををすることが大切ですよね。

おこづかいは、そのようなお金の管理を習慣づけるのに役立ちます

欲望をコントロールする練習ができる

多重債務者となる人は、欲しいものを買ったりギャンブルや遊びに使ったりするために、最初は「ちょっとだけ」のつもりで借りてしまうそうです。

だから、自分の欲望をコントロールすることが、お金の正しい管理にとても重要です。

おこづかいの範囲でやりくりすることで、欲しいもののためにお金をためたり、ほかのものをがまんしたりといった、欲望をコントロールする力をつけられます

「買って買って」とねだられなくなる

小さいオモチャやガチャガチャなど、ちょっとしたものを「買って買ってー!」とねだられ、困ってしまったのでつい買ってしまった…という経験、ありますよね。

おこづかい制度にすることで、「欲しいものは自分で買う」というルールを課すことができます。

そうすると、本当に欲しいものだけを吟味するので、買ったものはちゃんと大切にするし、親としてもちょこちょこ何かを買わされるストレスから解放されます。

小学生からできる、おこづかい管理の方法

それでは、具体的な実践方法を解説します。

用意するもの
おこづかい帳(100均のものでOK)
貯金袋(茶封筒でOK)
財布またはお金を入れられるプラケースなど
毎月のおこづかいサイクル
  • step1
    月初におこづかいを渡す

    おこづかい帳には入ったお金の欄に「○月分おこづかい:○円」と記入。
  • step2
    1/3を貯金にまわす

    もらったおこづかいと前月の残金を合計し、その1/3の額を貯金袋へ入れる
    例)前月の残金が100円、今月のおこづかいが500円なら、100円+500円=600円のうち1/3である200円を貯金袋へ、400円はお財布へ入れる。

    おこづかい帳には出たお金の欄に「○月分ちょきん:○円」と記入。
    貯金袋にも日付と金額を記入。

  • step3
    使うときは財布から

    普段お金を使うときは財布から出し、その都度おこづかい帳に使った金額と日付、内容を記入させます。
  • step4
    月末に振り返り

    月末になったら、子どもと一緒に月の収支を計算して残高と合っているか確認します。このとき収支が合っていなくても、叱らず何に使ったのか思い出すように促すのがポイントです。

この方法は、毎月のお金の管理をできるだけシンプルにするとともに、もし手元のおこづかいを全部使ってしまっても先取り貯金ができているというメリットがあります。

うちでは100均のプラケースの中に、おこづかい帳・貯金袋・その月に自由に使えるお金をまとめています。

おこづかいで注意するポイント3つ

おこづかい制度を取り入れる上で、親がぜひ気をつけたいのが「お金の使い方は子どもに任せる」ということです。

お金の使い方に口出ししない

「こんなの買ったの〜?」とつい言いたくなるときもあると思いますが、ぐっと我慢してください。

おこづかいを管理させる目的は、お金の使い方を学ぶこと

そのためには、無駄遣いで後悔したり、使いすぎて失敗したりする経験も必要です。むしろ、そういう経験をさせるためのおこづかい制だといっても過言ではありません。

  • 子ども時代 → おこづかいで失敗しても「あちゃ〜」で済む
  • 大人になってから → お金の失敗は、下手をすると人生を破滅させかねない!

だから間違った使い方をしているように見えても、叱ったりせずに見守るのが大切。

ただし、月末の振り返りのときだけは、お金の使い方に助言をしてもいいかもしれません。

叱るのは不正をしたときだけ

お金の使い方を叱る必要はないけど、ズルをしたり不正直なことがあったら叱りましょう!

借金や前借りは禁止

言わずもがなですが、安易にお金を借りられるという意識を植え付けるのはNG!

どうしても高価なものが欲しいときは、クリスマスや誕生日プレゼントの機会まで我慢させます。

こんなときはどうする?

😕 貯金袋にためたお金はどう使わせる?
→基本的に子ども自身に管理させますが、使う額が大きくなりがちなので、使うときは親に報告させるようにします。

😕文房具などの必需品も自分で買わせる?
→学校で使う文房具などはケチったら困るので家計から購入します。必ずしも必要ないようなシャープペンシルとかメモ帳などはおこづかいで買わせてもいいかもしれません。

😕 お年玉や祖父母からの臨時収入は?
→貯金袋へ保管するか、子ども名義の口座があるなら入金するのもおすすめ。

 😕 お手伝いやテストのごほうびにおこづかいはあげていい?
→勉強やお手伝いは、お金のためではなく自分や家族のためにやるもの。それに小さいうちはモチベーションが上がるかもしれませんが、成長するにつれ少額のお駄賃じゃ動機付けにならなくなってしまいます。できればごほうびとしてお金をあげるのはやめた方がいいです。

終わりに:親の行動も見られてます!

お金の使い方を教えるのは「しつけ」と同じで、立派な教育です。

それには、親もしっかりお金の管理ができていることも大切。お金に困る様子や無駄遣いをする姿は、意外と子どもも見ているもの。

現在の家計見直しや将来のライフプランニングには、FPなどの専門家に相談するのもおすすめです。

ぜひ子どものおこづかいをきっかけに、あなたの家計も考えてみてください。